今日で仕事納めでした(^ ^ ;♪
正月前だというのに、雨の1日です・・・。
今年の5大ニュースの第3位は「萩原2号墓の発掘」になりました!!
ブログタイトルの「すえドン」の「すえ」は、「須恵」からきています♪
古代の焼き物の「須恵器」・・・。
このせいかどうかは、はっきりしないのですが・・・私は小さい頃から考古学に興味を持っていました(*⌒▽⌒*)♪
小学校高学年から中学校にかけては、地元の古墳巡り・・・。
高校生の時には、夏休みにアルバイトをして奈良へ古墳を見に行ってました(爆笑)!!
大学では「考古学」ではなくて「地理学」を専攻したのですが、最近「考古学」の熱が再び蘇っているようです(^ ^ ;
インターネットで簡単に色々な情報を手に入れられるようになって、私は「須恵」について調べ始めます!!
そんな時、今年の3月に徳島県鳴門市大麻町で「萩原2号墓」が発掘されました!!
この山の頂上付近に「萩原2号墓」はあります!!
実はこの右側の麓には「萩原1号墓」があったのですが、県道工事の為に発掘調査の後は道路になってしまっています・・・。
山頂付近にあった「萩原2号墓」は、なんと国内最古の発生期の前方後円墳だった事が調査の結果わかったのでした\(^o^)/
これが「萩原2号墓」の発掘現場です!!
現地報告会に参加して、見学する事が出来ました(*⌒▽⌒*)♪
発掘といっても、後世の調査の事も考えて最小限の調査にとどめていました!!
表土をとって、中央部に溝を切って、その部分だけの調査します!!
これだけの溝の調査からでも、「木槨(もっかく)」が確認されています!!
木製の棺の腐った跡が残っていたのです♪
実はこの「萩原2号墓」が発掘されるまでは、奈良県桜井市の「ホケノ山古墳」が、日本で一番古い部類に属する前方後円墳と言われていたのです♪
この「ホケノ山古墳」は、「卑弥呼の墓では・・・?」と言われている「箸墓(はしはか)古墳」のすぐ近くにあり、その一帯は「纒向(まきむく)遺跡」と呼ばれています♪
お盆に「纒向遺跡」に行ってきました(*⌒▽⌒*)♪
奈良盆地の東南の田園地帯に「纒向遺跡」はありました♪
「纒向石塚古墳」です♪
3世紀後半の発生期の前方後円墳で、周濠をもっています♪
ここから南へ少し歩くと有名な「箸墓」がありました♪
この古墳は宮内庁が管理していて、古墳に立ち入る事は出来ません!!
「卑弥呼の墓」と噂されている古墳です(^_^)~
この「箸墓」の東に「ホケノ山古墳」はありました!!
このあたりは古墳だらけです!!
徳島のように自然の山を利用した古墳ではなく、平地に土を盛って作ったような古墳が多かった・・・!!
自然の小山を利用しているかもしれませんが・・・。
斜面に敷き詰められた石は復元されたものです。
「ホケノ山古墳」の墳丘の上からは「箸墓」が近くに見えました!!
「萩原2号墓」の現地見学会のあと、徳島県立郷土文化会館で「歴史講座」が半年開催される事を知り、受講しました(^ ^ ;♪
「埋蔵文化財センター」をよく訪れるようになりました!!
近畿の古墳の石室から、徳島産の「緑泥片岩」や「紅簾片岩」が発見されています♪
徳島の古代の古墳造築技術が、近内に影響を及ぼしていた・・・。
今、徳島の歴史がとっても面白く感じている「すえドン」でした!!
今年の第3位は「萩原2号墓」の発掘にともなう、私の環境の変化でした(爆笑)!!
(*⌒▽⌒*)♪