高越山の山頂にある「空海像」です♪
高越山は「霊山」「登山」の山として有名ですが、実は車ですぐ近くまで行く事が出来ます♪
これは途中の「奥野井放牧場」から見た北東方向の景色です♪
標高800mほどの「奥野井放牧場」から見た高越山の山頂付近の写真です♪
5月の新緑の頃に撮った写真です♪
「空海像」です!!
「高越寺」から「高越神社」へと向かい、神社のすぐ上にこの頂上にある「空海像」にたどり着きます♪
この少し北側の尾根、高越寺の裏山あたりに三角点があります♪
写真には標高1122mとあります♪
しかし、現在の標高は1133mとなっています・・・!!
11mも成長したのでしょうか・・・??
実は・・・この頂上の南側の尾根を進むと、もう一つの「ピーク」が存在するのです♪
ここの標高が1133mとなります!!
かつてはここに「石積塚」があり、「空海の経塚」とよばれていました♪
「阿波志」に、
その頂は阿波・美馬・三好三郡を見下し、遥かに予讃諸山を見る。
旧六稜堂あり今廃す。
経塚あり、相伝ふ法華経一字一石に写すと。
西にまた担所あり。
とあります!!
高越山を訪れた人の大部分は、この「空海像」まで来ら引き返してしまいます!!
(大部分の人は、高越寺までがほとんどです・・・)
実はここから南へと向う尾根道があります!!
その途中の「龍神信仰」の「磐座」です♪
高越山は空海が嘆いたように、水の確保が困難を極めたために「龍神」が祀られているのだろうと、林博章氏は著書「日本の建国と阿波忌部」で書いています♪
尾根道を進むと鳥居が見えてきます♪
この斜面の階段を登ると、そこに「拝殿」があります♪
「奥の院」「蔵王大権現」とあります!!
「奥の院」の「高越大権現」です♪
「麻植郡郷土誌」の早雲家古記の「高越権現」には「神楽壇」とあり、この壇は神代に諸神が神楽を奏じた古跡、また、蔵王権現が鎮座した際に、早雲松太夫が三十八神御神楽を奏じた古跡と伝えられている。
その「祭次第」には、皇御孫が天下を知らしめる時、即ち、代々天皇が御即位なされる時にも神楽を奏上して、矢を射る神事を行った。
春秋二度の神事の際には、風雨が随時あり、五穀成就や武運長久、万民安穏を奏上して御湯を献上したとあります♪