徳島市南部の渋野町、山ぎわののどかな場所で、近くには「徳島動物園」なんかもあります♪
ここに徳島県最大の前方後円墳である「渋野丸山古墳」のほか、円墳である「天王の森古墳」「新宮塚古墳」「マンジョ古墳」「花折古墳」などがあります♪
ここの盟主墳である「渋野丸山古墳」は、南北に伸びる丘陵先端部に西向きに築造されています♪
この古墳は「周濠」を持っており、これは徳島県唯一となります!!
現存する墳丘長は約80mあり、後円部三段、前方部二段築成の曲型的な中期古墳の形態を示しています♪
2005~6年の徳島市教育委員会が発掘調査を実施し、墳丘全長が105mを計ること、前方部北側を除き変形盾型の周濠がめぐり、これを含め全長118mに復元されることなどが確認されました♪
円形埴輪、家形埴輪などの出土遺物から、五世紀前半の築造と考えられます♪
「渋野丸山古墳」の西側、「徳島動物園」の方向に「天王の森古墳」があります♪
石段を登ると・・・何故か「馬頭観音」の石造物が大量に・・・。
「渋野天王の森古墳」は、径26mの円墳です♪
「徳島県の文化財」を見ると、「内部主体は不明である」とあります・・・。
「渋野丸山古墳」も「埋葬施設については不明である・・・」とあります!!
これって・・・発掘調査は行っていません・・・というこことなんでしょうネ・・・。
これが・・・徳島県の実態なのです・・・(>_<)!!
この渋野の古墳群は、「渋野丸山古墳」を「盟主」とする五世紀前半から中葉にかけての、徳島では数少ない中期の古墳群なのです!!
「畿内的な様相を示すものとして極めて重要である」と「徳島県の文化財」には書かれています!!
日本最古の「前方後円墳」は、徳島県鳴門市大麻町萩原の「萩原2号墓」です!!
「古墳」は、大きく分けると「前期」中期」「後期」に分かれます・・・。
徳島県には、たくさんの「前期古墳」があり・・「中期古墳」が少なく・・・「後期古墳」がたくさんあります・・・。
これって・・・
徳島・・・「阿波」の古墳技術が「畿内」へと輸出され・・・「阿波の都」が(笑って下さい)奈良へと移され、それに伴って「阿波」の上位に位置する人達が「畿内」へと移り、落ち着いてから「阿波」に戻った・・・。
こんな事考えています・・・。
「畿内」の古墳の石室には「阿波」の「結晶片岩」が使われており、出土物にも「阿波」が・・・。
o(^▽^)o