「第十九番平野辻の堂」の案内板・・・。
徳島県美馬郡つるぎ町周辺というか、剣山の北斜面の山間部にはたくさんの「四つ足堂」が存在しています♪
特につるぎ町には多く、集落ごとに「四つ足堂」があります(●^o^●)!!
「端(はば)四国」という、お堂を巡るお遍路コースがここには残っています!!
私はこのお堂の魅力に魅せられて、お堂を探してオートバイで走りまわっていました♪
今でこそ、親切な案内板が立てられましたが、私が廻っていたころはそんなものも、案内マップもなくて、勘を頼りに廻ったのでした(^◇^)♪
この「平野(たいらの)辻の堂」は、「端四国霊場」の第十級番札所になります♪
「立石山大権現」の帰り道、お堂に咲く桜に気が付き、久しぶりに訪れてみました(*^_^*)♪
初めて訪れた時は嬉しかった!!
というのも・・・なかなか見つけられなかったのです(--〆)
道路からは見えない谷間にひっそりと建っていました・・・。
延宝三年(1675年)に建立され、「地蔵尊」が祀られています(●^o^●)♪
お堂の前には、廻り踊り(盆踊り)が踊れるくらいの境内があります♪
すぐ近くには、石造物がありました!!
丁寧に祀られています♪
「平野堂」から坂道を下り、国道438号に出ます!!
貞光(木綿麻)川に沿って少し走り、再び脇道を登ります!!
この辺りの集落は、ほとんどが山の斜面にあります♪
その途中にあった「捨子谷」・・・「すてご」???
この辺りは「捨子」・・・「すっこ」という地名の場所なんです(@_@;)!!
地名って・・・不思議ですネ!!
「貞光町史」によると・・・
捨子(すっこ)という地名は、全国のどこにも無いという。
捨子(すてご)というのは人聞きが悪いので、須古と変えようと本気になった人もあった。
変わった地名のため、その由来について、次の諸説がある。
(1)天狗の子を捨子の薬師堂に捨てたから。
(2)おかたという名主の子を、この山に捨てたから。
(3)荒れ地であるという意味。
(4)急斜面などの開墾地、削られたり、浸食したり、崩壊した土地を摺(スル・スリ・ズル)といい摺子(するこ)が捨子に転化した。
この地名が残っている事が、凄いですネ♪
坂道を登って「捨子」集落に出ました♪
「山の神」が祀られていました(*^_^*)♪
南側には「吉良」集落が見えます!!
ロケーションは抜群の場所です(^-^)♪
見晴らしの良い場所に祀られていました♪
少し南へ下ると「捨子堂」がありました♪
ここは道路沿いにあるので、とってもわかりやすいお堂のひとつです♪
白浦小学校捨子分教場跡の碑が・・・。
「捨子堂」は、かなり昔に建てられているのですが・・・棟札がなく創建の時期がわかりません!!
本尊は「地蔵菩薩」です♪
こんなお堂がいたるところに残っているのです!!
凄いところですよネェ・・・(*^_^*)♪