国道192号をつるぎ町大田から、「美馬中央橋」を渡ったところです♪
この橋の下には、結晶片岩の岩場があり、この橋が出来て埋まる前は、私のトライアルのメイン練習場でした(*^。^*)♪
橋を渡って北岸の美馬市美馬町へ!!
突き当りに見える杜は、式内社「天都賀佐比古神社」です♪
この場所は「轟」という地名で、ここから少し西へ行った丘陵の突端部に「段の塚穴」があります♪
「段の塚穴」とは、美馬市美馬町大字宗重字段にある、二基の東西に並んだ大円墳の総称です♪
吉野川北岸の段丘上にあって、吉野川に向かって(南に向かって)開口した「横穴式古墳」です!!
すぐ下を県道「鳴門池田線」が通っています♪
今思うと、何故この大円墳の下を削ってまで通したのかと、思ってしまいます・・・(;一_一)!!
西側には「三頭山」があり、阿讃山脈を越える「三頭越え」という峠道があります♪
かつての阿波と讃岐を結んだ、大切な交通路です(●^o^●)♪
二つ並んだ円墳の、東側にあるのが「太鼓塚」です♪
西にあるのが「棚塚」です♪
「太鼓塚古墳」は、墳丘径約34m、高さ約10m、横穴式石室が南に開口しています♪
この「太鼓塚古墳」の石室は、横穴式石室としては徳島県内最大規模のもので、6世紀後半から7世紀半ばにかけて使用されました。
玄室は中央部が大きく膨らむ胴張りの平面形態になっており、天井は石材が階段状に積み上げられ、中央部もっとも高くなるようにドーム状になっています(*^_^*)♪
石材は、主として結晶片岩が使用されています♪
玄室の写真が今回ないのですが・・・、その内部は見上げるほど広く、古墳の内部で十分生活出来るほど広い石室となっています♪
奈良・明日香の「石舞台古墳」の石室と、ほぼ同規模なのです\(^o^)/
こんな、巨大な石室を持つ古墳が・・・徳島県西部の辺鄙な場所に存在するとは・・・。
石室の入り口付近から、東を眺めた風景です♪
左の方に吉野川が流れていっています!!
西を見た風景です♪
前方の傾斜のある「種穂山」によく似ている山の左につるぎ町貞光地区があります!!
その手前の家屋が密集しているところが、美馬町の「寺町」で、ここに白鳳時代の寺院跡の「郡里廃寺跡」があります♪
この古墳に関係がありそうです(*^。^*)♪
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阿波歴史民族研究会
で検索出来ます\(^o^)/
(*^。^*)♪